インタラクティブ チェックリスト・18項目

ロレックスは本物?偽物の見分け方チェックリスト

目の前の時計を1項目ずつ確認し、「問題なし」「警告サイン」「確認できない」を選ぶと、結果がまとめて表示されます。所要時間は約10分、道具は不要です。

販売者と会う前に

  1. 誰が売っているか?

    販売者の取引履歴、評価、営業年数を確認し、売却理由と入手経路を尋ねましょう。

    本物:
    身元がはっきりし、実績があり、質問に率直に答え、時計の確認に応じる販売者。
    警告サイン:
    新規アカウント、住所なし、決断を急かす、対面や確認を拒む。
  2. 価格は妥当か?

    同じリファレンスの、信頼できる販売店での最近の取引価格と比較しましょう。

    本物:
    相場に近い価格。人気のステンレスモデルが相場を大きく下回ることはまずありません。
    警告サイン:
    相場より数万〜数十万円も安く、事情の説明があいまい。偽物や盗難品に最も多いサインです。
  3. 保証書は時計と一致しているか?

    保証書のリファレンスとシリアル番号を、時計本体の番号と照合しましょう。

    本物:
    保証書、リファレンス、シリアルがすべて一致し、販売店と日付もモデルとして自然。
    警告サイン:
    番号の不一致、別モデルの保証書、「保証書は後で送る」という説明。保証書も偽造されるため、一致しているだけでは証明になりません。
  4. リファレンスは実在し、時計と合っているか?

    リファレンス(12時側のラグの間または保証書)を当サイトのリファレンスデコーダーで調べましょう。

    本物:
    サイズ、素材、ベゼル、文字盤が、そのリファレンスの仕様どおり。
    警告サイン:
    存在しないリファレンス、または別リファレンスの特徴がある。例:ノンデイトモデルに日付窓がある。

時計を手に取って

  1. ずっしりと重いか?

    手に持ってブレスレットを動かしてみましょう。可能ならモデルの公表重量と比べます。

    本物:
    サイズの割に密度が高く重い。コマは無垢で中空感がない。ゴールドやプラチナのモデルはさらに重い。
    警告サイン:
    軽い、カチャカチャ鳴る、ブリキのような感触。安価な偽物は中空やメッキの金属を使います。
  2. 秒針はなめらかに動くか?

    秒針を10秒ほど観察しましょう。スロー動画で撮影すると確実です。

    本物:
    1秒間に細かく何度も刻むなめらかなスイープ運針(現行キャリバーは毎秒8振動)。
    警告サイン:
    1秒ごとにカチッと動くのはクォーツの証拠で、現行のロレックス オイスターにはありえません。ぎこちない運針も要注意です。
  3. 静かか?

    静かな部屋で時計を耳に当ててみましょう。

    本物:
    ほぼ無音。
    警告サイン:
    大きなチクタク音やローターのガタつき音。安価な自動巻きムーブメントの特徴です。
  4. ブレスレットとクラスプの作りは良いか?

    クラスプを開閉し、内側の刻印とコマの角を確認しましょう。

    本物:
    シャープで鮮明な刻印、ガタのないコマ、カチッと正確に閉まるクラスプ。
    警告サイン:
    浅い・にじんだ刻印、鋭いエッジ、コマ間の隙間、緩いクラスプ。
  5. リューズはきちんとねじ込めるか?

    リューズを緩めて数回巻き上げ、再びねじ込みましょう。

    本物:
    なめらかなねじ山、鮮明な王冠ロゴ、しっかり均一に締まる感触。
    警告サイン:
    ざらついた・緩いねじ山、ぼやけたロゴ、ケースに密着しないリューズ。

近くで確認(スマホのカメラズームを活用)

  1. サイクロップレンズは2.5倍に拡大しているか?

    3時位置のレンズ越しに日付を見ましょう(デイト付きモデルのみ)。

    本物:
    日付がレンズいっぱいに映り、正確に中央にある。
    警告サイン:
    日付が小さく周囲に余白が多い(倍率不足)、または中心からずれている。
  2. 日付は深夜0時にきれいに切り替わるか?

    リューズを引き出し、針を何度か0時をまたいで回しましょう。

    本物:
    日付が素早く切り替わり、窓の中でまっすぐに収まる。
    警告サイン:
    数時間かけてじわじわ進む、違う時刻に変わる、傾いて表示される。
  3. ガラスに極小の王冠マークがあるか?

    光の下で時計を傾け、6時位置のすぐ上のガラスを拡大して見ましょう。

    本物:
    2002年頃以降のモデルには、非常に見えにくい極小のレーザー刻印の王冠があります。
    警告サイン:
    簡単に見える刻印、または現行モデルなのに刻印がない。(2002年以前の時計にないのは正常です。)
  4. ルーレットの刻印は鮮明で位置が正確か?

    文字盤とガラスの間の内側リングを見ましょう。

    本物:
    2007年頃以降のモデルは「ROLEX ROLEX」が一周刻印され、6時位置にシリアル番号。インデックスと正確に揃っている。
    警告サイン:
    浅い・不揃い・ずれた刻印。または刻印導入前のリファレンスにルーレット刻印がある。
  5. 文字盤の印刷は完璧か?

    スマホのカメラでロゴや文字を拡大しましょう。

    本物:
    非常にシャープで均等な文字間隔。アプライドインデックスはきれいで水平。
    警告サイン:
    にじんだ輪郭、不揃いな間隔、スペルミス、傾いたインデックス、形の崩れた王冠ロゴ。
  6. 夜光は均一に光るか?

    明るい光で文字盤を蓄光し、暗い場所で確認しましょう。

    本物:
    針とインデックスが均一に明るく光る。現行モデルの多くは青(クロマライト)、古いモデルは緑。
    警告サイン:
    まだらで弱い光、または針とインデックスで発光色が違う。
  7. ベゼルは正しく回転するか?

    ダイバーズやGMTモデルのベゼルを一周回してみましょう。

    本物:
    ガタのない確かなクリック感。マーカーが12時にぴったり合う。ダイバーズのベゼルは一方向にしか回りません。
    警告サイン:
    緩い・柔らかい・逆方向にも回る回転、またはマーカーが合わない。

ケース

  1. 裏蓋は無地か?

    時計を裏返しましょう。

    本物:
    ほぼすべてのオイスターモデルは、刻印のない無地のソリッドバック。
    警告サイン:
    ムーブメントが見えるシースルーバックや装飾的な刻印。偽物はどちらもよく付けています。(2023年のプラチナ製デイトナなど、ごく一部の新しいモデルはシースルーバックです。)
  2. シリアルとリファレンスの刻印は鮮明か?

    ラグの間(許可があればブレスレットを外して)とルーレットを確認しましょう。

    本物:
    深く、細かく、正確な刻印。
    警告サイン:
    点線状、ざらついた、浅い刻印(酸エッチングの特徴)、または保証書と異なる番号。

チェックリストの後に

専門家に確認してもらう

ロレックスのサービスセンターや正規販売店なら、ケースを開けてムーブメントと部品を確認できます。購入はその確認を条件にしましょう。

盗難品でないか確認する

本物のロレックスでも盗品の可能性があります。支払い前にシリアル番号を検索しましょう。

記録を残す

販売者の情報、領収書、シリアル番号の写真、検索結果をまとめて保管しましょう。

本物でも安全に買えるとは限りません

本物のロレックスでも盗品の可能性があります。代金を支払う前に、シリアル番号を盗難届と照合しましょう。

よくある質問

ロレックスが本物かどうか見分けるには?

上のチェックを順に行いましょう。なめらかな秒針、2.5倍のサイクロップレンズ、鮮明な文字盤印刷と刻印、無地のソリッドバック、正確なクリック感のベゼル、時計の番号と一致する保証書が目安です。明確な警告サインが1つでもあれば、支払い前に専門家の確認が必要です。

偽物のロレックスがこのチェックを通過することはありますか?

精巧な偽物は外観チェックの大半を通過します。そのため、警告サインがないことは良い兆候にすぎず、証明にはなりません。本物と確定できるのは、ロレックスのサービスセンターや正規販売店によるムーブメントと部品の確認だけです。

本物のロレックスはチクタク動きますか?

現行のロレックス オイスターで、秒針が1秒ごとに動くモデルはありません。機械式ムーブメントは細かくなめらかに進みます。1秒ごとの運針はクォーツ、つまり偽物のサインです(往年のオイスタークォーツは数少ない例外です)。

ロレックスにシースルーバックはありますか?

ほとんどありません。オイスターモデルの裏蓋は無地のソリッドバックです。2023年のプラチナ製デイトナなど一部の例外があるため、リファレンスの仕様を確認しましょう。

箱と保証書があれば本物と言えますか?

いいえ。箱や保証書も偽造されます。保証書が役立つのは、番号が時計と一致し、販売者が信頼でき、時計自体が確認を通過した場合だけです。

本物のロレックスでも盗難品の可能性はありますか?

あります。本物かどうかと、所有権の問題は別です。明らかに本物でも、購入前に必ずシリアル番号を盗難届と照合しましょう。